fujinosekaic’s 世界史授業備忘録

世界史教員生活30年記念

スギソウのキセキ 2017ユネスコスクール報告書

 

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都立杉並総合高校は2012年度よりユネスコスクールに加盟承認されたこともあり、交流実績に関しては豪州の姉妹校との相互訪問をはじめユネスコの理念を実践している。本校の統合母体校が、シドニーのフォートストリート(以下FS)校と姉妹校の提携を結び、以来FS校への短期研修の訪問を相互に受け入れてきた。このノウハウは都立高校のパイロットプランとして共有、都立国際高校から都立国分寺へ更にそれが他の都立高校へ拡散されていった。また国際交流基金JENESYS:中国高校生訪日団や、様々な組織・団体の要請を受け、毎月のように海外からの訪問がある。台湾、韓国、中国、米国等から多くの高校生が来校、生徒会・国際交流委員会を中心に授業参加・クラブ活動の見学・参加などで交流を深めた。9月からの長期留学生に加え、台湾からの短期(3か月)留学生や、10月フランスとの相互交流(コリブリ:3月には本校から)生徒が来校する。

「特別な学校の特別な活動」ではなく、長く国際交流を継続してきた。現場の創意工夫とPTAを中心に学校内外の様々な人の協力・協働で実施している。