fujinosekaic’s 世界史授業備忘録

世界史教員生活30年記念

35 南ア戦争とダイアモンド✡不愉快:デビアス社(アパルトヘイト政策)は永遠に

ダイアモンド✡ユカイって芸能人知ってますか?このイケメン?です。

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じゃあこのヒロミは?八王子のヤンキーじゃないほうです。娘の死は不審ですね

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まあ、最終的に結婚にGOしたのは右側。でも嫁は家庭教師のトライ創業者と再婚!

人生複雑です。そんな意味では「給料3か月分の結婚指輪」の意味はないから?

まあ、チョコ一粒がダイア一粒になると思えば、、、でもダイアって血だらけ!だから

wikiだってこの程度のことはわかるよ!

彼=セシルはダイアモンドを掘り当てて作った資金で、ダイアモンドの採掘権への投機を行ったり、採掘場への揚水ポンプの貸し出しで儲け、ロンドンユダヤ人財閥ロスチャイルド融資もとりつけて、1880年デ・ビアス鉱業会社を設立した。この会社は、ほぼ全キンバリーのダイアモンド鉱山をその支配下に置き、全世界のダイアモンド産額の9割を独占するに至った。彼はデ・ビアス鉱業会社を通じてトランスヴァール共和国の産金業にも進出して、世界最大の産金王にのし上がるとともに、南アフリカ鉄道電信新聞業をもその支配下に入れるまでになった。ローズはこの経済力をバックに政界へも進出し、1880年、ケープ植民地議会の議員、84年大蔵大臣になり、90年には遂にケープ植民地の首相にまで上り詰めた。この間彼は、マタベリ人酋長に武器弾薬を提供し、それと引き換えに鉱山の利権を獲得したり、1889年イギリス政府要人を買収して、征服地に対する警察権・統治権をもつ南アフリカ会社設立の特許を獲得したりしている。1894年、ローズはこの会社を盾に、遠征軍をマタベリ人やマショナ人の居住区に派遣して、イギリス本土の4倍半にも相当する広大な土地を奪って南アフリカ会社の統治下に置いた。会社はこの地を、征服者ローズの名にちなんでローデシア命名した。ローズは首相として数々の政策を行ったが、それらはすべて、大英帝国のもとに南アフリカに広大な統一された植民地、南アフリカ連邦を建設することを意図して行われたものであった。

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彼はまた、ケープカイロ間を電信と鉄道で結ぶ計画(いわゆる「3C政策」の一環:そんなものは無い!=造語:日本の「受験世界史」のみ通用)を推進した。ローズはまさに南アフリカ政治経済の実権を一手に握り、その威風は帝王を思わせ「アフリカナポレオン」と呼ばれた。

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https://i2.wp.com/candylab.site/wp-content/uploads/2020/07/A19558B8-B60A-4FD6-8484-C529F542129C.jpeg?fit=800%2C520&ssl=1Blood diamond とは

candylab.site(上記リンクを読んでね)概要は、紛争地帯のダイアモンドを、先進国に売ることによって、その利益で、武器を購入し、さらに紛争が長引いているという、血塗られたダイアモンドなのです。ダイアモンドのために、何万もの、市民が子どもも含めて殺され、村は焼かれ、若者は、手を切られ、ダイアモンド採掘場で、働かされる、家族はバラバラになり、子どもたちは、少年兵として洗脳され、村人を殺させるのです。

ダイアモンドは、地下深くでしかできない石です。だから、地殻変動などで地表に出てくる以外は見つかりません。わずかな場所でしか見つからない貴重な宝石なのです。その高価なダイヤモンド・マネーを、人の命を奪ってさえ欲しがる人々がいるのです。

そこで利益を上げているのは誰でしょうか?加工はAMSとアントワープ、NYCが有名です。共通するのは何かな?

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