fujinosekaic’s 世界史授業備忘録

世界史教員生活30年記念

US 1357+16=FDR

モンロー主義(the Monroe Doctrine)     (モンロー教書より)(大下尚一、有賀貞他 編 『史料が語るアメリカ』 有斐閣p69)
アメリカ合衆国の対外政策の伝統的基本原則<<<・1823 年にモンロー大統領が発表
・西半球におけるヨーロッパ諸国の勢力拡張に反対=・西半球における合衆国の優越を主張
アメリカ合衆国はヨーロッパに干渉しない=だから Leave me alone!  「ほっといてよ!」=相互不干渉

「われわれは、ヨーロッパの政治組織をこの西半球に拡張しようとするヨーロッパ諸国側の企ては、それは西半球のいかなる部分であれ、われわれの平和と安全にとって危険なものとみなさねばならない」<<<<<<<

こうなった(孤立主義への道)のきっかけWar of 1812@エリー湖の戦い Can you see it?

判った? 解った? I see 

On September 10, 1813 Perry's fleet defended against an attacking British fleet at the Battle of Lake Erie. 誰だよこのペリーって? ケィティじゃねーよ

 

 

〔英文問題〕The Monroe Doctrine was enunciated by the president in his annual message to {Q3 Congress}.

モンロー主義は大統領の議会向け年次教書において宣言された。】 (何処?    )
The message stated that “the American continents, by the free and independent condition which they have assumed and maintained, are henceforth not to be considered as subjects for future colonization by any European powers, ” and that European intervention in this hemisphere could not be viewed “in any other light than as the manifestation of an unfriendly disposition toward the United States.”
【その教書は、「アメリカ大陸は、当然のこととして維持してきた自由かつ独立の状態により、今後、いかなるヨーロッパ勢力によっても、さらなる植民地化の対象として考えられることはない」、そして、この半球(西半球)におけるヨーロッパの介入は「合衆国に対する非友好的な傾向の宣言たる以外の光において」見られ得ないであろう、と述べた。】  ・assume(他動)当然のこととする・henceforth(副)今後・hemisphere(名)半球
It also disclaimed any intention of the United States to take any part “in the wars of the European powers or in matters relating to themselves.”
【それはまた、合衆国の「ヨーロッパ諸勢力の戦争やヨーロッパ諸勢力に関係する事柄への」いかなる関与の意思も否認した。】
By this time America's merchant fleet was the second largest in the world.
【この時までに、アメリカの商船団は世界第2位の規模であった。】
Q1 上記の教書が発表された時、イギリスの外務大臣を務めていたのは誰か。

<<これは難しいから   世界史Bでやる!
Q2 上記の教書を発表した大統領と同じ、リパブリカンの潮流に属する大統領は次のうち誰か。
A) ワシントン     B) J.アダムズ     C) ジャクソン     D) リンカン

リパブリカンフェデラリスト>>
リパブリカン(反連邦派)→民主共和党民主党
・T.ジェファソン、モンロー、ジャクソン
フェデラリスト(連邦派)→ホイッグ党共和党
・G.ワシントン、A.ハミルトン、J.マディソン

A major general in the War of 1812, Jackson became a national hero when he defeated the British at New Orleans.

 

Q3 {    }に入る語は次のうちどれか。
A) the House of Lords     B) the Diet     C) Parliament     D) Congress

Q4 the Monroe Doctrineの内容と合致するものは次のうちどれか。
A) アメリカ大陸はヨーロッパ勢力の植民地ではなかった。
B) アメリカ合衆国はヨーロッパの戦争に関与しない。
C) ヨーロッパ勢力による西半球への介入は、アメリカ合衆国の利益にかなうものでなければならない。
D) アメリカ大陸はアメリカ合衆国の植民地となるべきだ。

★ 解答 ★A1 カニング(任1807-09,22-27)  A2 C) ジャクソンA) ワシントン(任1789-97):初代大統領 B) J.アダムズ(任1791-1801)

:2代大統領 C) ジャクソン(任1829-37):7代大統領 D) リンカン(任1861-65):16代大統領

A3 D) Congress A) the House of Lords(イギリスの)上院 B) the Diet(デンマークスウェーデンハンガリー、日本の)国会 C) Parliament

(イギリスの)議会(上院・下院をあわせて) D) Congress(アメリカ合衆国の)議会  A4 B) アメリカ合衆国はヨーロッパの戦争に関与しない。

 

1820 ミズーリ協定(MO compromise)      *奴隷制廃止運動
1831 ウィリアム・ギャリソン、機関誌「解放者」、黒人奴隷ナット・ターナーの乱
1833 アメリ奴隷制反対協会
1850 逃亡奴隷取締法、50年の妥協:カリフォルニアが自由州として連邦加盟
1852  ストウ夫人「アンクル・トムズ・キャビン」
1854 共和党結成:北部産業資本家、労働者、西部の中小農民の支持、奴隷制反対
1854 カンザスネブラスカ法:ミズーリ協定を破棄、自由州か奴隷州かの選択は住民の意思で決定