関係しているFB
[https://www.facebook.com/groups/187512281833697/user/100004159145001/?
で話題になったことです。
以下はそのコピー
10/30が実施標準日なので、もういいですか・・
ベネッセ駿台共通テスト世界史Bの問題なのですが、ベルリン条約にイギリスのキプロス行政権獲得が記載されているでしょうか??
私の記憶では、イギリス・トルコの二国間協定だったような??
ただし、私の専門分野ではありませんので、どなたかご専門の方がおられましたらコメントいただければ幸いです。
#ベネッセ駿台共通テスト模試世界史#ベルリン条約#キプロス行政権#拡散希望]
で、イギリスがらみってことで速攻で動いてみました=first responderみたいです。
で、結論からすると間違いだろうってリプライしました。
だって間違いは間違いジャン?たとえそれがB社だろうと、その出所?、いや出典元のY社だろうと「世界」から見たらダメなものは🙅。
で、投稿者の先生もその両社に確認を取ってくれた!
のが以下のコピーです。
小川先生とか成田先生とかどう思います?
まあ、僕の論点としてはこんなことを18歳の日本人へ出題することにすら疑問も感じているのですが。てか他にもっと聞くべきことあるだろうに。確かにロシアの南下問題とキプロスとかクリミアとかウクライナとか重要だけど、、、
ベルリン条約の件その後・・
ベネッセと山川出版社に質問してみた
ベネッセ
地歴担当責任者から電話→模試担当総責任者に代わる
当初、大昔の論文(1940年代)を参考にしたとか、秘密協定だが、その後他国が承認したのでベルリン条約に含まれるなどよくわからない説明だったが、最後に模擬試験の統括責任者という方が出てきて、確かにあなたのおっしゃる通り二国間協定だが、訂正等は行わない。なぜなら、受験生に混乱をもたらすから。と社内会議で決定したとの結論。
あっそうですか
来年からベネッセやめて河合模試の一本にした方がいいという気がしてきました。センター試験の対応と随分と違うものだなぁ・・
山川出版社
メールで以下の要旨で回答が来た。
教科書p270の脚注の記述については、ベルリン条約をめぐる一連の状況を説明したもの。確かに誤解を招く恐れがあるので、次の探究の教科書からは別の表現にしている(資料付き)
誤解ねぇ〜 どうみてもベルリン条約に❷と脚注がついているのだが・・私の国語力のなさか・・
まぁ、いやはや何とも・・言葉がでないわ
今度は山川用語集のp222のキプロス島とベルリン条約に関して質問すると何という答えが返ってくるだろうか・・
どなたかチャレンジしてみる人いません??
と言う事で調べました。
結論からすると、英土の秘密条約だから教科書や用語集にはその旨を表示すべき。寧ろサイクス-ピコにつながる外交史として扱うのは良いけど、ベルリン条約には無いから。って言うかドイツがエンドースする訳無いじゃん。
だから日本の受験世界史は世界から取り残され続けるんです。南無。
で、何年か前。Yes I did ! I have tried before
こんな降伏文書でした。https://fujinosekaic.hatenablog.com/entry/2019/02/05/140617
こんな会話をしてました。
藤野 明彦
Hiroshi Seto投稿者
以下の論文のp4には
ベルリン会議でもイギリス
キプロス行政権獲得が決定されたわけではないと読める気がします。
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1914開戦まで秘密だったってことだとしたら日本の受験世界?
歴史教育は凄いことを知ってることですね。
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藤野 明彦
Wikipediaだと、、、また、
キプロス島に関しては英土二国間の条約を別途に締結し、イギリスは同島を
オスマン帝国から租借することになった。これは、ロシアからの攻撃があった際にはイギリスが
オスマン帝国を援助することを約束したことに対する見返りであった。イギリスはこれにより、東地中海における拠点を確保し、エジプトへの
海上ルートをより強固なものとした。
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Hiroshi Seto
詳しい返信ありがとうございます。ということは、この問題自体は、厳密には誤りということになる気がしますが・・いかがでしょうか?
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藤野 明彦
というとネットで掲載されている某世界史ブログの方に迷惑がかかる?
というかこの問題の出題意図が良く理解できないです。なんでこんな問題?
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藤野 明彦
主な内容は、
フランスの
チュニス進出の承認。(いつ
チュニスを占領してもいいということで、フランスは1881年に実行する。)
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In 1878, as a result of the Cyprus Convention, the United Kingdom received as a protectorate the island of Cyprus from the Ottoman Empire in exchange for United Kingdom's military support to the Ottoman Empire should Russia attempt to take possession of territories of the Ottomans in Asia.[1] これは米国会図書館 "Library of Congress". Retrieved 25 May 2017.
で、The Cyprus Convention of 4 June 1878 was
a secret agreement reached between Great Britain and the Ottoman
Empire which granted administrative control of Cyprus to Britain (see
British Cyprus), in exchange for its support of the Ottomans during the Congress of Berlin.[1] Provisions in the Convention retained Ottoman rights over the territory of Cyprus.
This agreement was the result of secret negotiations that took place earlier in 1878. The Convention was abrogated by the
British on 5 November 1914, when Britain and the Ottoman
Empire found themselves at war with each other.
ってちゃんと書いてあるよ。僕は米国の議会図書館の方を信用するよ!
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藤野 明彦
https://fujinosekaic.hatenablog.com/entry/2020/01/12/105755こんな降伏文書でした。
FUJINOSEKAIC.HATENABLOG.COM
Entry is not found - fujinosekaic’s 世界史授業備忘録
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藤野 明彦
https://fujinosekaic.hatenablog.com/entry/2019/02/05/Hiroshi Seto
以下の論文のp4には
ベルリン会議でもイギリス
キプロス行政権獲得が決定されたわけではないと読める気がします。
FUJINOSEKAIC.HATENABLOG.COM
#26 こんなこともあるから!検証型授業に向けて - fujinosekaic’s 世界史授業備忘録
#26 こんなこともあるから!検証型授業に向けて - fujinosekaic’s 世界史授業備忘録
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藤野 明彦
いっそのこと、、、、ここの150人程度のメンバーだけでなく広く拡散しちゃいますか?
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藤野 明彦
は? 実はかなり前にもアメリカ史絡みで山川から降伏文を出させていますので、又やっても良いのですが、今めちゃ忙しくて、、、最後は弱小出版社を泣かせ無いでくださいって泣きを入れられて…でも影響力はあるからなぁ。
詳説世界史Bの奴隷貿易のイラストが変わったの覚えてますか?アレ僕のせいです。
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