聖地エルサレム。イスラエルが首都と主張していますが、各国の大使館は置かれていませんでしたが、トランプは置くと言っています。そしてエルサレムには、ユダヤ教とキリスト教とイスラム教の遺跡があります。
紀元前13世紀、ユダヤ人たちはモーセという指導者にひきいられて、エジプト脱出をこころみました。
途中モーセは海を割ったり神のお告げを聞いたりしながら、ユダヤ人たちをみちびいて、ついに神がアブラハムの子孫に与えた約束の土地、パレスチナに到着。
ユダヤ人たちはパレスチナにいた人々を平定して、定住。
紀元前1000年ころ、ダビデという英雄があらわれて、12部族にわかれていたユダヤ人たちを統一し、パレスチナ一帯に王国をつくりあげた。
ダビデ王は首都をエルサレムにさだめ、エルサレムは王国の首都として繁栄。
この時代の遺跡はダビデの町国立公園、
またダビデ王の墓はシオン山に。
つづくソロモン王の時代に、王国は最盛期をむかえ、ソロモン王は、アブラハムが息子を神にささげようとした丘の上に神殿を築いた。
この場所がエルサレムの「神殿の丘」。 しかしソロモン王が死ぬと、王国は南北に分裂。 北の王国は前722年に滅亡、そして南のユダ王国も前586年、バビロニアによってほろぼされ、バビロニア国王のネブカドネザル2世は、ユダヤ人たちをバビロニアの首都バビロンに連行。異国の地で捕らわれの身となったユダヤ人たちは、たとえ異国に住もうともみずからのアイデンティティをたもつため、自分たちの宗教を見直し、ユダヤ教を確立した。