fujinosekaic’s 世界史授業備忘録

世界史教員生活30年記念

コロナ禍の時代のICTとDX化は可?

っって動画を作ったんだが、、、セキュリティーがキツクテ直ぐに出せない。

https://youtu.be/UH3CGMUilbo 

youtu.be

結局深夜に自宅で対応する羽目になる。

ICT化とか言って学校構内からだと接続不能のサイトが多いし!

DXって言いながら仮想と現実の狭間でデーターのやり取りができない。

生徒の利益になってないじゃん。そして教員の足を引っ張る行政って何?

まあ、いろいろあるのは重々承知。

でも、、、ちょっと前まではようつべも見れんかった事考えると進歩だけどね。

でも、ネットとリアルを複合的に使った=ハイブリッドは有効です。

(括弧穴埋め)の暗記したって

生徒たちは皆鶏さんなんだから、、、学力はつかない。

もちろん覚えるべき事は沢山あるんだけど、、、、すぐ忘れる。

前提として興味関心や「楽しさ」を提供しない教員なんてダメだろ。

まあ、いくら工夫してもそれは「勤評」には反映されないしね、、、、

もちろん授業観察者としてはマニュアル通りやってますて言うんだろうけど、、、

視点がずれてませんかね。

別に授業中に水分補給したって「授業規律は確保」されているんだけど。

 

アクティブって言いながら、黙って教員の話聞く事しか刷り込まれてなければ積極的に参加するタイプの授業なんて出来るわけないじゃん。30年以上「相互対話型」インターアクティブにやってきて痛感してます。他の教員が内職や居眠りを許していたらダメだろうが、、授業って「つまらない」よって刷り込んだらダメだろうに。

 

まあ、授業なんてそんなに誰にでも「面白い」ものではないのも理解してるけどね、、、

でも、僕は努力はしてきた。空回りかもしれんけど。当然授業は疲れる=お互い。

で、有名大学とかに進学した生徒が「大学の授業」の文句や愚痴を言ってくる。

そりゃそうだよ。あっちは「研究者様」だからね、、、て慰めるけど。

で、気の利いた奴には「海外」を勧めてきたのだ。まあ、それが全てじゃないけど。

 

とりあえず動画や視覚的なライブ感のある教材から入って少しでも「関心」を持たせる。そんなこと教科書には期待してないし、作れるわけないじゃん。ってのもわかっている。でも、この新課程の改変期とICTやDXの時代には有効だしチャンスだよ!

 

教科書を超える教科書を作ろう! 「詳しくはネットで」作戦の提言

教科書に「QRコード貼り付ければ良いじゃん」って何年も前から教科書会社や資料集等の営業さんには伝えたんだけど、、、伝わってなかったのね。

教科書で書けることは限界があるし、文科の検閲もあるから教科書には限界がある。少なくても「間違った文章=本文」はだめだもんな。でも、それ以外の部分は結構課題や誤記多いってのも事実。このデジタルの時代に「いい教材作ってよ」って言っても、そんなのできませんかね? 教科書と問題集や演習ノートのリンクは得意みたいですが。まあ営利企業だからって言われるとねー

 

こんなデジタルの時代なんで臨場感持たせるのもGoogle EarthやMapが有効。コロナで出国できないけど、現地に行った感でギザの町でも歩いてみるか。スフィンクス前のKFCだって見れるし、川沿いにポイント合わせればナイロメーターだって確認できる。リアル世界遺産巡りからだって良い。でも時々タブレットと教室の

プロジェクターがうまく接続できないってこともあったり、、、各自のタブレットで早く授業したいぜ!でも、

黒板やプリントも使わねばとも思うのは僕だけではないはず。

 

皆さんはどう思いますか? 「ちゃんと」出来ている教員っていますか?

 

まあ昔Yけんさく先生は歌ってたよな、、て英語教育の大家の大先生だから、、、某四谷の大学 最近見てないが。

 

まあいろいろなアプリを使ってみたけど、、なんだかなア

どれもこれも、、、て感じです。むしろ意識の問題?

 

教科書が素晴らしいのは事実です。でも、高校生にとって「面白い」かは別問題。むしろつまらないってブーイング!

これを何周も読めっていうのも辛い現実です

 

とりあえず導入はとにかく「楽しく」「へー」って感想レベルで良しとする。でもそれなりの情報は提供すべき。

難しい文章読ませて「壁」を作る必要ありますか?

理解もしてないのに「王様の名前」や歴史語句覚えさせて何か意味がありますか?

(括弧)穴埋めの答えあわせ授業やってどうするんですか?授業やってる感はあるけど学力はつかないでしょ って文科省の藤野氏も言ってるし、、、指導要領にもあるよね。

 

で、受験形態も激変してきた

国際高校、杉並総合と「外国に縁とゆかりのある生徒」を多く指導してきた中での経験です。いやそれ以前の国分寺高校時代からオーストラリアのポリテク経由でモナシュ大学にも送りこんできた。文科省がIBだと騒ぐ遥か前からです。でも、それが今日本の多くの大学に取り入れられ始めているのに、いまだに「一般受験」しか視野にない教員、特に公立では多くないですか? 知らんけど。

 

 

まあ、何とかしないと、、、でももうP朕戦争と円安の今だから、、、遅いかな。でもこれって日本の国際競争力が弱いってことですよね。もちろんその原因はあの人のお友達とあの人なんだろうけど、、、一緒に走り抜けた先がこれじゃ若者達に申し訳ない。まあ、ロシアの19歳はモスクワとともに沈んでいるみたいですが、それは権力者の暴走を許したり、そんな選挙の結果だったりした訳です。

その意味でも「民主主義」を考える授業にしませんか?

王様や大統領、その取り巻き達の名前を覚えるのいいけど、それより大切なものがあるでしょうに。