fujinosekaic’s 世界史授業備忘録

世界史教員生活30年記念

授業はこうやれ 2023「きんちょう」の夏 teamsの活用

以前「明治図書」で書かせて貰った記事があります。もう時効?(版権にあるのでしょうか)かもしれないので概要だけでも下記に紹介! ってのも作りました。リンク先へ

8月15日なので 1-3本の動画 - fujinosekaic’s 世界史授業備忘録

まず導入部分として、黒板の中心に大きな円を描くことから始める。この中には夏の風物詩の「花火大会」や団扇をイメージさせることも可能である。過去にはこの授業を受けた生徒が某蚊取り線香会社の宣伝用の巨大な団扇を持ってきてくれた事(国分寺高校勤務時)もあった。

 しかし、日付としては下記資料1「Days to Remember]のようなものをその円と周辺に順番に記入していく。まあ、黒板(実際は緑)に赤の輪だとバングラデシュの国旗みたいですが、、、それを見て何も浮かばない生徒は中学時代によほど勉強をしてこなかったか、日本では育っていなかったかというものであろう。

資料1:Days to Remember! 忘れるなの日々

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 これらを説明しながら、15日の終戦と敗戦の意味の違いを考えることが出来る。更には連合国側にとっては9月2日の方がVJ=ヴィクトリージャパンデーとして意味があるという事や、同日の東京湾口のミズーリ号上での降伏文書に調印する写真なども提示することで現代史学習へのきっかけと既習事項の確認が出来る。特にその写真の中にはペリー来航時の星条旗が掲げられていたりするなど「日米関係の歴史」を考えるには良い教材ではないだろうか。

ってのだけでなく2023は何の100周年かね。神奈川の先生たちも地域から頑張ってますが、4人、テキストの画像のようです

墨田区の中学校、いや都立高校ではどうでせうか? 

千葉県や野田市(旧福田村)、空挺部隊のお膝元の習志野はどうかな? 

地域から始まる「歴史教育」ですよね。まあ避難民に都県境は意味ないぜよ!

 数年前の楽曲になるがサザンオールスターズが「ピースとハイライト」の中で「現代史が大切なのにいつも時間切れ」と歌った。歴史担当者としては「なんでそうなっちゃうのか」を含めて詳しく教えて行きたいが、そんなカリキュラムで展開・指導せねばならない日本の歴史教育が残念でたまらない。って語ったのがもう何年も前だろう。都立国際高校からスギソウに異動したあたりだから2014年ぐらいかな? いや授業自体は国分寺時代からやってるので20年以上前かい。そして2023夏

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https://video.wixstatic.com/video/d3aa22_ff26bd6fd0d7495cb19285c63d44b836/720p/mp4/file.mp4

淡々と教科書をやるより大切なのは今につながる歴史総合だよ。いや繋げようよ!

汚染水問題やウクライナ、止まらない緊張の夏より、金鳥の夏(これも大切=蚊で人は死ぬんだよ!アレクサンドロスだってそうでしょ)よりは、世界の片隅で愛を叫ぶ。それは津軽でもいい。イスラム世界の東端インドネシアでも!

ユッキー佐藤君の年末年始はカイロ企画もよさげですが、、、僕はハノイあたりに出没したいですね。流石にフライトが10時間超えるのはもう還暦のold manにはキツイ!

秀樹感激!! これがあの歌手=木本君です:バリ島に別荘をもってた人って出題したよね。 あのヤングマン=YMCA(これは「音楽で世界史」でビレッジピープル版はやってきた)けど誰でも知ってるSFOアメリカ西海岸)の話。でもそんな彼も享年63歳。そんなカッコいい死に方はできないけど、もう少し僕もこの界隈を右往左往してみん。

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